比較試験による塗料性能解明の試み

第２章：水性シリコン樹脂塗料 【２】試験塗り

テストに使用した塗料は８種類，１つは水性アクリル樹脂塗料，あとの７つは水性シリコン樹脂です。 塗料は，『試し塗りをしたいので，白を１kg手配してもらえませんか』と複数の塗料材料店に お願いして入手したものです。 （「サンプル」として無償で提供してくれたメーカーもありましたが，有償のメーカーもありました。） 汚れを目立たせるには「白」が一番ですし，チョーキングする（塗料が劣化して粉っぽくなる）のも， 「白」が最も早いらしいので，全塗料「白」です。 ------------------------------------------------------------------------------------- ■ 2003.05.04 塗付には新品のローラーを使用しました。 　 あらためて「塗り板」の外周にマスキングをして，塗付する塗料の名前を書いた札を付けておきます。 　 希釈はカタログ値の下限，たとえば『５〜１０％』だったら「５％」で行いました。 　 １回目の塗付が終了。 塗料が８種類なのに板が１１枚あるのは，「別々の塗料を１枚の板に隣り合わせに塗った板」と， 「屋根に設置せず そのまま保存するための板」もあるからです。 　 塗り終わったらローラーを柄から外してバケツに入れ，テープとビニールでフタをして，ビニールの上に その塗料の名前を書いておきます。 　 カタログで指定されている塗装間隔（時間）の後，２回目を塗付。 塗りは終わりました。

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