外壁塗装 横浜曽根塗装店

塗料の黙示録

比較試験による塗料性能解明の試み


“セラミック配合で静電気による粉塵の吸着を抑え,
「親水性塗膜」により雨で汚れを洗い落とす低汚染塗料”

これは某塗料メーカーの外壁塗装用のシリコン樹脂塗料「A」のパンフレットの要約です。
そして,その価格はアクリル樹脂塗料「B」の2倍以上です。

2000年10月,私はその性能を比較してみることを思い付き,1枚の板に両方の塗料を塗って,
当店の屋根の上に設置しました。(南向き,約45度)
耐久性の差異を確認するためには何年も必要でしょうが,“汚れ”については,きっと数カ月で
差が出るに違いないと思って。

(設置直後のポラロイド写真 

曽根塗装店,初の曝露試験

 

ところが...3ヶ月後,屋根に上ってみると全く同じように汚れており,もし名称を記していなければ
どちらが「A」で,どちらが「B」なのか,ぜんぜん見分けがつかない状態
でした。

この時,“現実の塗料は 結局,ブラックボックスであることを痛感しました。

「シロキサン結合」「セラミック変性」「親水性」...塗料の属性に関する数多くの専門用語を咀嚼し
理解することも無駄ではないかもしれませんが,ある塗料がそのような言葉で語られることによって
その性能が保証されているわけではない
ということです。

そして ,もっと多くの塗料を実際に比較してみることに決めました。

 


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