[Q&A.13]サイディングの塗替え時にコーキング(シーリング)は (訪問者からのご質問です。メールでのやりとりを編集して掲載しました。) 築10年の窯業サイディングの塗り直しを計画しています。
サイディングのコーキングについて打ち直しと上塗り補修の両論があるようです。 ご意見をお聞かせいただければ幸いです。 |
既存のコーキング(シーリング)を取り去って,新しいコーキングでやり直すことを「打ち替え」, 「打ち替え」か「増し打ち」かは,現在の状態により判断するのが普通で,コーキングが明らかに
なぜ「常識」なのか?以下に説明してみます。
サイディングの外壁は複数の板を張り継いで出来ているので,建物の歪みや振動,熱による収縮に > 安定した(劣化済みの)現在のものを核にしてひび割れ、痩せた個所を補修 という方法では健全なコーキング材で“目地の巾”に対する厚みを確保することができません。 実際,こんな↓話があります。(私の知り合いの同業者の体験です)
サイディングの建物の塗替えを行った際,陽当たりの良いところのコーキングだけが 「増し打ち」と「打ち替え」どちらの方が安上がりか,といえば,もちろん「増し打ち」です。 なお,私の経験上,建物によっては,ちゃんと「打ち替え」しても2年程度でまた裂けることが |
以上,2001年12月11日着信のメールから始ったやりとりです。 下記ページもご参照ください。 |