外壁塗装 横浜曽根塗装店

DIY外壁塗装 DIYで外壁塗装を目指す会社員Mさんと塗装店店主 静岡⇔横浜 書簡集

[063]2006.03.27(月)00:25

 subject: 完工おめでとうございます

 


M様

お返事が遅れてすみません。
完成写真,拝見しました。

イイです。

特に,廻縁のラインがとても美しいです v(^^)

延々と続きましたが,ついに完工なのですね。
お疲れさまでした。

> ネタのコミ具合も関係あるでしょうけど、塗ること自体でも...orz

55通目のところに書いた通り,戸袋・雨戸の波形鉄板に「エポックマイルド#2000」を
キレイにハケ塗りするのは結構難しいでしょう。
錆止塗料を変更するのなら,同じく水谷ペイントの「RMプライマー」というウレタン系の
錆止塗料がおすすめです。
「エポックマイルド#2000」よりもランクは落ちますが,非常に塗り易いです。

それと,ハケの良し悪しが かなりシビアに影響します。
塗料専門店で,最低でも「15号で1500円以上のハケ」を使ってください。

塗料が流れない程度にたっぷりと乗せるように,最小限の動作で塗るのがコツです。
いつまでもこすっていると表面が乾いてきてデロデロな仕上りになってしまいます。
考えながら塗れば,そのうち慣れると思います。
(御要望であれば,現地で御指導いたします)

レッツ・トライ・アゲイン!なんつって。

ところで,
前回のメールで『かなり昔は(?)軒裏はあくまで軒裏,破風板はあくまで破風板として,
Mさんのように破風板の裏側まで破風板の色で塗っていたらしいですが,私はそういう実例を
見たことがありません。』と書きましたが,これに関して,山形県の塗装店「ゆうき装業」
結城さんから下記のようなメールをいただきました。

> DIY外壁塗装の61通目、破風板の裏は塗り分けるってこれ当店は基本ですよ。
> 軒裏と同色にすると手抜きしたな、と思われてしまいます。
> 山形は破風裏はあくまで破風裏が基本ですね。正直めんどいけど・・・。

電話して話を聞いたところ,山形県では【破風板の裏側を軒裏の塗料で塗ってある】ことの方が
少ないのだそうです。

これには,びっくりです。

で,以前Mさんから送られてきた破風板塗り替え前の写真をチェックしてみると,なんと,
Mさんのお家でもそうなってたんですね↓

破風板の軒裏側がぁっ!

 

何でだろう?と考えてみると,都市部では価格競争が激しいからだと思います。
コレ↓つい最近当店に届いた東京都内の方からのメールの文章です。

> 最低5社程度の見積りは取ってみようと思っています

都市部にはこういう人がザラにおり,結果的に,内実がわからないまま安いところに発注する
パターンが大多数なので,業者側としても,工事原価を下げるため,少しでも手間を省く方向に
行かざるを得なくなって【破風板の裏側を軒裏の塗料で塗る】ことがいつの間にか当たり前に
なってしまったのではないか,と推理するわけです。

進化なのか?退化なのか?いずれにしても,上のメールのような人種が日本中に増殖したら,
【破風板の裏側は破風板の塗料で塗る業者】は氷河期の恐竜のように絶滅するでしょう。

実は,私の計画では,完工後に,「Mさんが塗装店の経営者だったら」という想定で
「M邸屋根・外壁塗装工事」の見積書を書いてもらうつもりでした。
が,今回の工事では,「全面足場ではない」「横樋全撤去・復旧」
「破風板・鼻隠板はステンレス巻き」等,工事内容が特殊なので,
Mさんに見積書を書いてもらっても,あまり意味がないと感じています。

最終回は私がお伺いしてその模様をページにするつもりでおりますが,連休をとりたいので,
今のところ,GWの前になるか,後になるか,まだ決められない状況です。

そこで,とりあえずのシメとして,

> 文章にすると、すげ〜話ながくなりそうなので、

の内容を少々(できれば長く)文章にしてほしいのですよ。

『里見君,無理強いはイカンよ』(by「白い巨塔」の鵜飼教授)という気もしますが,
『解剖は医学の発展のためにも必要なことなんですっ』つうわけで,

★DIYで外壁塗装(屋根塗装)したいと考えている方へのアドバイス

★塗装業者に外壁(屋根)塗り替えを依頼する場合に気を付けたいこと

を各5ケくらいずつ,(5ケの「見出し+コメント」という感じで)お願いいたします。

m(_ _)m

[063]2006.03.27(月)00:25


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