M様
いきなりの電話で初めてMさんとお話しましたが,Mさんは文章のイメージ通りでした。
(ネットで知り合った人と初めて話すと,イメージとぜんぜん違うことが多いのですが)
私は,直りかけの風邪が完治しないうちに新たな風邪がキテルようなので,
日曜日はたっぷり寝ることにして,電話があったときもまだ寝てました。
では,前回のメールのお返事をば。
> あまりにも、大変ですよね。
> 俺一人でも、まるごとQ&A並に答え・レクチャーしてもらって、
弁護士の相談料は1時間1万円です。
これを今回メール書いた時間に適用すると,60万くらいですかね。
でも,私はただのペンキ屋ですから寝不足になるだけです(笑)
なので,質問される側としては,せめてネタにさせてほしいわけです。
それに,返事書くこと自体は結構楽しいので,だから多少の寝不足に耐えられるのです。
> やはり、透けみたいのが出来るのは、どうしようもないみたい。
全面を漏れなく一定以上の膜厚で覆うことが理想ですから,
透けがないようにキチンと塗るのがセオリーですが,
微弾性下塗材は着色を目的とした仕上げの工程ではありませんし,
なにぶん人間の手作業なので,部分的に少々薄いくらいなら仕方がないです。
> こっちは、耳(でいいのかな?)も出来てます。
耳は塗り重ねても消えません。
うま〜く削るか,分厚い模様を付け加えない限り。
だから,これ,要注意なのです。
エルメスさんの作業風景見て,塗料を押入ケース?に移して撹拌してるので,驚きました。
一斗缶の上開けて水入れて撹拌した方がラクですよ,注ぐときに。
それから,靴のカカトは踏まないでちゃんと履いてください。
脚立に乗るときとか,危ないです。
> 午後まで、雨が降らずに最終近くになって雨がパラパラと(驚)
> そのまま塗りつづけました。
> どうにか、こうにかフィラー終了しました。 (あとから、雨で溶けてなければ
> 雨もさきほど上がりまして、壁にはかかってないみたいでした???
> まだ、乾いてはいなかったのですが、
軒の出があるので,パラパラ程度の雨で直接壁に雨がかからなければ大丈夫でしょう。
(足場がある場合,パイプや歩み板に当たった雨が飛び散るので,かえって壁が濡れやすいです)
> フィラーのテープは、外して付け直して塗布
> (今日は外して無いけど、乾いてからだとアウトですか?
紙テープだけの場合,塗料が乾いてから剥がそうとすると,千切れてしまいます。
> 塗り方での注意あればお願いします。
微弾性フィラーを塗った後の状態で,
スタッコの凹凸がどの程度まろやかになっているのかによりますが,
スライドショーの塗り方では塗り落としができる場合,
微弾性フィラーと同じ塗り方をしてください。
また,新築時のモルタル仕上を行った左官業者がヘタクソだった場合,
壁面にコテむらの歪みがありモルタルが平滑でないため,
ローラーで塗ると(歪みの)凹み部分を塗り落とすことがあります。
この場合も微弾性フィラーと同じ塗り方をしてください。
> トップコートまで来ました。後2回 ← ここで折り返しかよ(爆)
フィラーを終えた今,労力としては,後2回のトップコートは楽勝だと思います。
足場の組替えの方が骨でしょう。
残りの作業も怪我のないように注意してがんばってくださいね。
[037]2005.10.31(月)00:00
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