外壁塗装 横浜曽根塗装店

塗装職人斯く語りき


 

 



  • 初めまして。川田と申します。
    親方に作文書けと100回くらい(多分)言われたので作文を書きます。
    長い文章を書くのは苦手なので親方が忘れるのを待っていたんですけど
    かれこれ1年近く言われてるので「いつか忘れてくれるだろう」という
    淡い期待をするのはそろそろ諦めないといけないかなと思って書き始めた次第であります。
    ノルマは原稿用紙で5枚分以上だそうです。鬼ですね。
     
    「不特定多数の人に伝えたい事とか想う事なんてなにもないんで無理です。」
    て言ってみたんですけど光が地球を7回転半するより速く却下されました。
    頑張ってみます。
 

  • 早速ですが自己紹介をします。
    年齢は10代から20代あるいは30代から50代。
    未成年の可能性も捨てきれないですね。
    性別は男性もしくは女性です。
    住んでいる所は関東全域に及ぶ可能性があります。
    志望動機は突発的にかあるいは計画的にですね。
     
    以上凶悪犯罪のニュースで出てくる元警察の人のコメント風味の自己紹介でした。
    あのコメントにはシビれますね。ほぼ全ての人にあてはまりそうで。
    その上で全然違ってたりするんだからもうたまりませんね。
    プロファイリング。
    言ってみただけです。プロファイリング。
     
  • 自己紹介も華麗に決まったところで曽根塗装の作業の様子でも
    皆様にお伝えしようかと思います。
    それにはまず僕の朝の起きた所からお伝えしなくてはいけませんね。
     
    朝、目が覚めます。
    そしてタバコに火をつけます。
    すると口の中がすごく不愉快な事に気が付きます。
    タバコをそのまま灰皿に置いてからうがいをします。
    水で口をすすいでリステリンで口をすすいでまた水ですすぎます。
    これでゆっくりタバコが吸えますね。
    2,3本ぼけーっと吸います。
    毎日こうです。
     
    最初にうがいしろやと思った方は賢いですね。
    僕もそう思います。でも毎回タバコに火を付けてしまうんです。
    きっとなんらかの呪いにでもかかってるんだと思います。
    僕を恨んでいる人が
    「毎朝ヤツの口の中がものすご不愉快な事になりますように!」
    つって全ての生命力を込めて藁人形に五寸釘をぶち込んだんだと思います。
    だって効果テキメンだもの!すげえ威力だもの。コレ。期間なげえし。何年もだし。
    けして僕のおつむがパーだからじゃないですよね?ね?
     
    よく考えたら曽根塗装店の作業の様子に僕が会社に行くまでの事は
    関係なかったので省きます。
 

  • 曽根塗装店の作業の様子です。
    現場に着いてその日毎の作業の流れを親方に聞いて
    それを頑張って進めます。
    一服したり昼飯食ったりしながら夕方まで頑張ります。
    とまあこんな按配ですね。
     
    僕の文章力では曽根塗装の丁寧な仕事ぷりが伝わらないかもしれません。
    どうしたもんか。改変が必要だ。

    以下改変後

    >曽根塗装店の作業の様子です。
    >現場に着いてその日毎の作業の流れを親方に聞いて
    >それを頑張って(丁寧に)進めます。
    >一服したり昼飯食ったりしながら夕方まで(丁寧に)頑張ります。
    >とまあこんな按配ですね。

    カッコの部分が変更箇所です。
    これで皆様にも伝わったと思います。
    手応えバッチリです。
 

  • ここで僕の思い出話でも一発かまそうかと思います。
     
    あれは二十歳くらいの夏の話です。
    お盆休みかなんだか忘れたけど休みがあったので
    どっかいこうと思って羽田空港に向かいました。
    目的地は特に決めてなくて財布に4万円位入れて空港に行ったのです。
    当時スカイメイトとかいうよく分からない制度がありまして(今もあるかもしんない)
    1000円払ってスカイメイトになるとチケットが半額だかになったのです。
    チョー安い! そんで沖縄に飛ぶわけです。
    着いてからまず那覇市街に向かうわけです。
    そんでデパート的なとこの文房具屋でスケッチブックとマジックを買うわけです。
    そう!ヒッチハイクなんつーのをしてみようと!
    ヒッチハイクなんつーのをしてみようと!
    大事な事なので2回言いました。
    おもむろにスケッチブックにでっかく書きました。
    「北へ」と。
    オラなんだかワクワクしてきたぞ!
    でもなんかこっぱずかしいのでスケッチブックはまだ温存しておいて
    親指だけおったてて車にアッピールをしばらく続けました。(5分位)
    ダメでした。
    秘密兵器スケッチブックの出番です。
    激しくアッピールしました。(2分位)
    ダメでした。
    スケッチブックは捨てました。
    こうして僕の初ヒッチハイクは失敗に終わったのです。
    なんてこった!くそったれの猿岩石め!(そんな時代でした)
    などと悪態をついてたら
    ふとるるぶに載ってた豚の顔面を売ってる所がみたくなり
    豚の顔面を探し求めて市場に向かうことになります。
    ここまで到着してから2時間位の出来事です。
    この調子でこのいきあたりばったりで適当な旅は2週間以上続くんですが
    長くなるのでここまでにしておきます。
     
     
    終わり。

2009年7月

 

 ※以下,店主の補足コメント

  ある日,電話帳で見たと言って,求職の電話がかかってきて,
  ちょうど人手が欲しかったところだったので,面接。

  これまでに4軒の店を経験しているということで,
  もはやウチのやり方には馴染めないのではないか,という危惧はあったが,採用。

  面接から初出勤までの数日の間に,曽根塗装店HPを読破したというので,たいへん驚いたが,
  過去4軒のペンキ屋は,いずれも円満な辞め方をしていないと言っていたので,
  はっきり言って,すぐに辞めてしまうだろうと思っていた。

  が,意外なことに,今これを書いている2010年1月現在で2年弱。

  基本的にせっかちで神経質なためイライラしやすい傾向の私とは対照的に,
  マイペースでたいへん温厚,黙々と仕事をするだけでなく,
  ちゃんと仕事のパターンを読み取って動くタイプ。

  どうも,曽根塗装店には合ってるらしい。

  なので,どうして過去の4軒では続かなかったのに,曽根塗装店では続いているのか,
  理由があるはずだから,それを文章にするよう,再三リクエストしたが,
  出来上がってきたのが「ライ麦畑でつかまえて」的といえなくはない?コレ↑だった。

  う〜ん。

 

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