外壁塗装 横浜曽根塗装店

実録塗替え物語 サイディング外壁塗装 塗替え工事の写真日記

[09]2001.05.01 養生,外壁塗装 下塗

● 前日のうちに雨が上がり,工事再開。
  まずは養生の続きです。

  養生をするのは,窓とかドアだけではありません。
  ここでもう一度 建物の全景をご覧ください。(施工前,正面=東側)
  右側のフェンス(外柵)は,壁面から60センチ程度のところにあり,
  これも養生します。

 

施工前全景

 

  布のシートを被せようかと思いましたが,内側が暗くなってしまうので,
  ビニールで養生しました。

 

フェンス養生

 

  フェンスの内側の様子を上の写真とは反対側から撮ったものです。
  床面には布のシートを敷き詰め,プロパンガスのボンベもビニールで包んで
  フェンス側に寄せてあります。

 

フェンス内側養生

 

  布のシートは建物の外周の床面すべてに敷きます。

 

建物外周床面養生

 

  建物の右側と裏側にはコンクリートのたたきがあり,歩いても破れないように
  厚手の黒いビニールで養生します。

 

たたき養生

 

  外壁を洗浄した時,ついでにたたきも洗ったので↓汚したくないのです。
  ここに敷いた黒いビニールは工事の最終日まで外しません。

 

たたき高圧洗浄

 

  玄関の床面はタイルです。
  黒いビニールで養生した上,布のシートを敷きます。
  布のシートは垂れた塗料を吸い込んでくれます。
  ビニールだけだと,お家の方がそこを歩いた靴で玄関の中に入った場合,
   靴底に付いた塗料が屋内の床面を汚してしまうかもしれません。

 

玄関養生

 

  今回は2液形の塗料を使用します。
  「2液形」というのは「主材」と「硬化剤」の2種類の液体を現場で混合して使う
  塗料です。
  乾くとシンナーで拭いても落ちないので,養生には特に気を遣う必要があるわけ
  です。

● 下の写真は玄関の天井です。
  この建物の天井面は,スレート板がビス止めしてあります。
  この場合,大工がきっちりとビスを締め,塗装屋が丁寧にパテ処理をすれば,
  真っ平らに仕上がっているはずですが,残念ながら,かなり荒っぽい仕上がりです。
  写真ではわかりませんが,玄関の天井は3枚の板で張ってあり,段差とビスの頭が
  目立ちます。
  軒裏や3階のベランダの天井はともかく,玄関のこの状態は許し難いです。
  塗り上がると艶が増しますから,夜に玄関灯をつけると,反射でもっと目立つように
  なるでしょう。

  で,修正することにしました。
  ちょこちょこ飛び出していたビスの頭を電動工具で削った後の写真です↓
  これからパテを2〜3回付けて,サンドペーパーで研げば,キレイな仕上がりに
  なります。

 

玄関天井

 

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● 着工日より通算5日目の午後,いよいよ,というか,ようやく“塗り”の工程に
  入ります。
  ここまで来れば,もう半分以上終わったようなものです。

  2液形の塗料は,混合してから,使い切るまでの時間が規定されています。
  この下塗り塗料の場合,【気温20度で3時間】という指定がありますから,
  3時間以内で塗れる分ずつ,計量混合します。
  主材【15】に対して,硬化剤が【1】,その合計に対して,シンナーを加える
  量が【0〜20%】です。

 

下塗材計量混合

 

  一番上の破風を一周と,右側の1/3 程度を塗ったところで,今日は終了です。

 

下塗一部塗付

 

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● 次回は下塗の続きですが,また お天気が...。

 

 

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