外壁塗装の代表的な模様
以下は,見本をスキャナで読み込んだ画像です。
リシン | |
砂粒のような模様が付いており,ツヤ消しです。 おおむね,以下の種類があります。 1.普通のもの 2.水を吸わないタイプ 3.弾力性のあるタイプ また,防かび・防藻性を付加したタイプもあります。 見た目に違いはありませんが,水を掛けたときに 色が変わる場合は1です。 |
スキン |
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一見リシンのように見えますが,ツブツブが単色ではないのが特徴です。 砂粒状にした陶磁器や天然石などが主原料で, 全体の色調とツブツブの色の組み合わせでバリエーションがあります。 |
スタッコ |
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大柄でガサガサしているのが特徴です。 下は『凸部押え』とか『凸部処理』とかといわれる 凸部を平らにした仕上です。 おおむね,以下の種類があります。 1.普通のもの(ツヤ消し) 2.水を吸わないタイプ 3.弾力性のあるタイプ 最近では3が主流です。 凹凸が深いために,後日の塗替えの場合には 比較的大量の塗料が必要となり,また, 塗る手間も余計にかかります。 (つまり,塗替え工事費が比較的高額になります) |
吹き付けタイル |
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通称『ボンタイル』とか『玉吹き』とかといわれる模様で, たいていはツヤ有りです。 スタッコよりも柄が小さく,ツルツルしています。 下は『凸部押え』とか『凸部処理』とかといわれる 凸部を平らにした仕上です。 おおむね,以下の種類があります。 1.普通のもの 2.弾力性のあるタイプ 通常は下塗の後,ツブツブを吹き付け,最後に色を付ける 3層5工程で,ツブツブにも,上塗材にも, いろいろな種類があるのですが,見ただけでは 区別が付きません。(機能と性能が違います) |
※ 以上は吹き付け工法による仕上です。(これ以外にも多くの種類があります)
ローラー仕上 | ||
下の2つは“リシン面をローラーで塗替えた場合”の見本です。
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1平方mあたりの下塗材塗付量 |
← 仕上げ2回塗り後 →
← 下塗り後 →
← 下地/リシン面 →
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1平方mあたりの下塗材塗付量 |
いずれも同じ材料を使用していますが,下塗(微弾性下塗材)の塗付に用いたローラーが違います。
左側が通常の羊毛状ローラーで,右側がヘチマ繊維状のスポンジのローラーで塗装したものです。 通常のローラーを使用して塗った方は 下地がリシンだったことがわかりますが, ヘチマ繊維状ローラーで塗った方は『さざなみ模様』といわれる柄が付いて下地が何だったのか わからなくなります。同じ面積での下塗材塗付量が2倍で,その分厚みが付くわけです。 |
外壁塗装の塗り替えの場合で,既存の下地の状態が特に良くないときには,
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